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ロイ日記

保護犬ボランティアをしています

父の場合。

今晩は。

飼い主Aです。

先日Dog's Smileさんの活動ブログに、下記の言葉がありました。


迎えたい犬と、迎えられる犬が
必ずしも一致するわけではありません。
環境や条件で違ってきます。
そこを理解してもらえると、とてもうれしいです。

無理をしすぎることなく一緒に過ごせる
犬も人も、シアワセになって欲しいと願います。




読みながら深く肯く私。

そうなんですよ!飼いたいお犬と飼えるお犬、必ずしも一緒ではありません。

一例として、私の父のお話を少し…。

私の父は無類のお犬好き。
しかも大きいお犬が大好き。

ポインターにグレートデンにボクサーにダルメシアンに…と、
大きめお犬の数珠繋ぎ(笑)でこれまで好きなだけお犬と暮らしてきましたが、

二年半前、ダルメシアンのキャスパーが亡くなってからはお犬は飼っていません。

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(享年15歳 最後の2年は介護が必要でした)。

まぁ、会社で毎日ロイさんと過ごしてはいるんですけれども、
主たる飼い主は父ではありません、私達夫婦です。

キャーちゃんが亡くなり、お犬のいない生活が始まると、父はとても寂しそうでした。
この数十年、お犬のいない時なんてなかったものね、当然です。

でも私は父が“また”お犬を飼う事に反対しました。
鬼娘?

イエイエ。

父は御年72歳。

今からお犬しかも子犬を迎えたらどっちの寿命が尽きるのが先か…。
しかも大型犬なんてもっての外、数年で散歩も儘ならなくなるよと…。
その事を説明し、理解してもらいました。

人間誰しもそういう現実を受け入れるのは辛い事だとは思います。
まして娘に諭されるなんてね。

でも、私がロイさんの里親になり、
Dog's Smileさんのボランティアとして活動しているのを見て、
自分で飼わずとも、お犬に関わっていける…と思ってくれているようです。

ルルさんの事、とってもとっても可愛がってくれましたし。

そしてさらに…、

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じゃんっ!
雀の餌遣り始めました!

お犬以外の生き甲斐も、見つけてくれました(笑)。


一先ず我がF家では高齢の世帯に大型犬の子犬…という事態は避けられました。
目出度し目出度し…。


じゃなーーーい!


Dog's Smileさんの活動ブログや、他の保護団体さんのブログ等にもありますが、

「引っ越しで飼えなくなった」
「飼っていた親が亡くなったので」
「トリミングにお金がかかるから」

理不尽な理由で捨てられる犬のなんと多い事か!

どうぞ皆様お犬を飼う前に、じっくりゆっくりその子との生活をシミュレーションしてみて下さい。

お犬はお金がかかります(諭吉さん、さようなら…)。
吠える子もいます(ご近所トラブル…)。
散歩が大好きです(雨でも風でも暑くても寒くても…)。
犬種によっては抜け毛が凄いです(ロイさんは通年…)。
etc…。

五年後、ライフスタイルは変わっていませんか?
十年後、あなたは何歳ですか?
十五年後、その子との生活を楽しめていますか?

想像する事。

とっても大事だと思います。




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 徒然

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